2019年8月8日
ドキュメンタリー映画制作
ブラジルからドキュメンタリー映画を制作するために、撮影班が日本を訪れた。テーマは、自然から学び暮らしの見直しをする活動である。自然から学ぶネイチャーテクノロジーの概念や90歳ヒアリング活動も含まれる。私の生い立ちにまで踏み込みできたので、いったいどんな映画ができるのか楽しみである。撮影の内容は、こちらでいくつか準備した。
例えば、東京都市大学の古川研の学生と共に、子どもたちにどのように自然から学びを与えることができるのか、若い意見を出してみることにした。自然から離れた暮らしを近づけるためには、ゲームなどの今の若者が入りやすいものを利用するのが良いだろうという結論であった。未来の暮らし創造塾杉並のメンバーでは、杉並区でどのような方法で90歳ヒアリング活動を広げることができるのか真剣に議論した。北上市では秘密基地プロジェクトのイベントに参加し、里山を登り降りし、昔の暮らしをお年寄りから聞き(80歳を越える方が里山登りを先導)、子どもたちがベンチを手づくりし、料理を作って基地ゴハンを食べた(熊鍋も)。
概念を具体化するときに、多くの発見があるものだ。撮影班は、映像を通して、ライフスタイル変革の具体的な活動に触れ、新しい何かを見つけて帰ったに違いない。