2019年12月2日
ナキリデマルシェ
伊勢志摩地域の志摩市大王町波切地区で2019年11月30日に「ナキリデマルシェ」が開催された。これは、古川が波切ライフスタイル変革プロジェクトを立ち上げて約3年が経過し、現在は、地元の人が実行委員会を結成し、アートに関する様々な取組や地域おこしを進めているが、その一連のイベントの一環である。その原点は、バックキャストとライフスタイル変革にある。将来問題を解決するための活動を行う。この「ナキリデマルシェ」は、午前中に開催されたが、地区中のおばあさんが集まったのではないかというほどにぎわっていたそうだ。この波切は高齢化が進み、シャッター街になり、年々、スーパーが店を閉めている。買い物する場所がなくなっているのである。高齢者は車の運転もできないので、買い物ができなくなってきた。そのため、地元の食材を買うニーズがかなり膨れあがっており、多くの高齢者が集まったのである。今回のマルシェは、第1回目だったこともあり、需要と供給のバランスがあっていなかったそうだ。需要が多く、供給が少なかった。今回のにぎわいを考えると、月一くらいで開催した方がいいのではないかと実行委員会のメンバーは語っていた。恐らく、他の地域でも同じような状況にあるに違いない。