2019年8月28日
沖永良部島×カリブ海諸国2か国との環境会議
沖永良部島の二町(和泊町・知名町)と、カリブ二カ国(ドミニカ国、グレナダ)と、海に囲まれた離島地域ならではの環境課題とそれに対する取り組みや暮らし方について、事例紹介や意見交換を行う環境会議が2019年8月27日に沖永良部島で開催された。沖永良部島の海岸には漂着ゴミがあり、アジアからの使い捨てプラスチックゴミ、漁具などが嵐の度に散乱する。回収方法の事例として、小学生の女の子が3人、毎日15分ずつゴミ拾いをする活動を始め、その処理費用は自分のお小遣いから出すという活動が紹介された。自由研究ではバーコードを調べ、どこの国から流れ着いたか調べた。その後、海流を調べ、流れてくる理由を自分で理解していったことが紹介され、会場のメンバーに感動を呼んだ。彼女たちは、その後、暮らしの中の様々なものごとに着目し、沖永良部島でできた食べ物を食べる地産地消を心がけるようになり、環境問題を考慮した暮らし方に変わっていったことが紹介された。この環境会議では、最終的には、プラスティックごみ、マイクロプラスティックの問題は、そもそも人間のライフスタイルが変化したことが問題であり、ライフスタイルの見直しの必要性が共有された。特に、ライフスタイル視点にカリブ二か国の代表は関心を示していた。